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あなたはパッケージツアー派?それとも個人旅行派?

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海外旅行のスタイルには大別してパッケージツアーと個人旅行に分けることができます。あらかじめツアーもしくは個人旅行を前提に旅先探しをする人もいれば、行き先を決めてから旅のスタイルを決める人もいるはずです。どちらのアプローチも間違いではありませんが、それぞれのメリットとデメリットを今一度確認しておきましょう。

パッケージツアーのメリット

現地での煩わしい手続きや交渉事、トラブル解決などは全部旅行会社や添乗員が代行してくれるので特に海外旅行初心者には非常にラクで安心

  • ・集団行動になるので、犯罪抑止効果が高い
  • ・ガイドさんの説明などで観光地への理解が深まりやすい
  • ・基本的に見所間は貸し切りバスでの移動になるので、効率的な観光ができる。

パッケージツアーのデメリット

  • ・決められた所にしか行くことができない
  • ・宿泊ホテルや食事も決まっているので、選ぶことができない
  • ・旅先ならではの現地の人との交流はかなり限られる
  • ・団体行動になるので、周囲に気を使わなくてはならない(特にトイレなど)

個人旅行のメリットとデメリットは、基本的にはすべて上記の裏返しになります。

個人旅行のメリット

  • ・自分の決めた好きなコースで自由に周ることができる
  • ・食事やホテルも自由自在。おいしそうな店を見つけたらその場で入店なんてことも
  • ・タクシーの運転手さんもレストランのウェイターさんも一期一会、貴重な出会いを楽しむことができる

個人旅行のデメリット

  • ・トラブルが発生しても全て自力で解決しなくてはならない
  • ・旅先で頻繁に発生する各種申し込みの手続きやチケットの購入、料金交渉など全て自分で行わなければならないため、非常に面倒な上に貴重な現地滞在時間を割かれる。当然ある程度の語学力が必要になる
  • ・各種犯罪のターゲットになりやすい
  • ・念入りに下調べをしておかないと、観光名所を見逃すことも
  • ・現地公共交通を使って見所を周るため、非常に非効率。かつ、公共交通では行けない名所というのも多数存在する(タクシーを貸切る等が必要な場合も)

一般的には添乗員の人件費等もかかるパッケージツアーの方が高額になるケースが多いと思われますが、旅行会社の商品企画力次第で個人で行くよりずっとお得なツアーも多数存在します。特に添乗員なしの交通と宿泊のみがセットになった自由プラン型のツアーなどにはとてもお得な商品が多いですので、一都市滞在型の旅行の場合はぜひチェックしてみてください。 自由プラン型のツアーと、現地の日帰りツアー等を組み合わせることもできます。旅の目的に応じて使い分けると良いでしょう。

 

自分に合ったツアーの選び方

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※写真はイメージです

ツアー選びで失敗しないためには、まずは自分の旅行の目的を棚卸ししてみることをお勧めします。観光が目的なのか、食事が目的なのか、異文化体験がしたいのか、人それぞれ譲れないものがあるはず。一般的に、こだわりの強い人ほどツアーは不向きになります。ただし、中小の旅行会社を中心にこだわり型のツアーは増える傾向にあり、自分の目的にずばり合ったツアーが見つけられれば非常にラッキーです。

アジアや欧米の主要都市を周る定番のツアーは、どの旅行会社も同じようなものであることも多いです。観光が目的の人は、これらのツアーを思い切って価格勝負で選ぶのも一つの方法でしょう。こういうツアーは差別化のためにワンポイント的な特典を用意していることもあります。意外とうれしいプレゼントがあったりしますので要チェックですよ。

また中小の旅行会社には「得意なエリア」が存在することが一般的です。少しニッチな旅先を考えている場合などは、その方面に強い中小の旅行社に当たった方が大手の旅行会社より情報面でもサービス面でも優れていることが多いですのでぜひ一度検討してみてください。

 

自分に合った航空会社の選び方

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※写真はイメージです

どこの航空会社の便を使うかで旅行の印象が左右されるということは、ままあることです。日本の飛行機の方が何かと安心という人もいますし、外国気分を味わえる海外の飛行機の方がいいという人もいます。

ではまず、何よりも航空便を選ぶ時の基準となるのが「時間」と「費用」です。

まず時間に関しては「所要時間」と「出発・到着時刻」に分けて考えましょう。所要時間は当然直行便の方が短くなりますので、ビジネス等で時間が希少な人、また少なからず存在する機内の時間が苦痛な人には大きなメリットとなります。 乗換え便の場合は乗継ぎ時間が重要です。2時間程度であれば難なく過ごせるかと思いますが、翌日まで便がないなんてこともしばしば。その場合はホテル代だってかかりますし、ビザの必要な国であればビザ取得の費用と手間もかかります。 また、例えば東京であれば羽田発か成田発かという違いも、所要時間の違いとなるでしょう。

次に出発・到着時刻ですが、特に気をつけたいのは到着時刻の方です。場合によっては深夜到着ということがあるからです。それでもツアーの場合は送迎があるはずなので問題は少ないですが、個人の場合は深夜到着だと公共交通機関も終了している、両替所も終了していて現地通貨が手に入らないなどの問題が起こりうるのに加え、海外では夜は安全上の懸念がのしかかってきます。

一般的に、出発・到着時刻に関しては全日空・日本航空など日系の航空会社に軍配が上がります。なぜなら、日本人に都合の良い時間帯に敢えて設定しているからです。

結論を言うと、所要時間の短い便、出発・到着時間の良い便ほど料金は高くなります。またサービスや安全性などで評価が高い航空会社ほど、料金も高くなる傾向にあります。時間はあってもお金はない学生さんなどの場合は、乗継ぎも一つの楽しみと捉えて料金優先で航空券探しをすると良いでしょう。乗継ぎの度に機内食やお酒も楽しめますしね(笑)

自分の優先順位を見極めて、賢い航空便選びをしてください。

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